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- Q:探査機やターゲットの軌道の線とマークが一致しないのはなぜ?
A:理由は二つあります。 ・軌道の線は軌道上の点列(1001点)を直線で結んで描画しているため ・軌道の線はある時点のケプラー軌道(楕円)に基づいているため
- Q:最適化アシスタントで表示される軌道の線が多角形になるのはなぜ?
A:探査機の軌道(水色の線)は点列を直線で結んで描画しているのですが、描画速度を上げるため最適化アシスタントでは点の数を少なめにしています。そのため、楕円が細長いと多角形になってしまいます。なお、バージョン 1.2.0 以降では症状が軽減されています。
- Q:探査機の軌道の線が閉じない(楕円にならない)ことがあるのはなぜ?
A:探査機の軌道は通常は楕円ですが、放物線や双曲線になる場合があります。放物線や双曲線の軌道は無限の遠方まで続くのですが、途中で描画を止めてます。
- Q:SSVGのサブフォルダの一つ(SSVG_log)の中に変な名前のファイルが沢山入っているのだけれど、これは何? 消していいの?
A:「SSVGLOG_~.log」というような長い名前のファイルですね? でしたらそれはSSVGでの飛行計画の編集作業を記録したログファイルです。消しても問題ありませんが、テキストエディタで開けば編集作業の内容を見ることができます。
- Q:サンプルの飛行計画を実行して未来の探査機の位置を表示させていたのですけど、2100 年を過ぎたあたりで探査機が表示されなくなります。惑星の位置も表示されません。どうしたのでしょうか?
A:小惑星をターゲットにしたサンプルを実行中ですね? これらのサンプルで使用する SPK ファイルの有効期間が西暦 2100 年までになっているためと思われます。SSVG では SPK ファイルの有効期間を超えて探査機を飛行させることや、探査機の位置を確認することはできません。
- Q:小惑星の SPK ファイルを入手しようとユーザーズガイドに従って Web ページを開くと、変な画面が表示されてしまいます。どうしたらいいですか?
A:Horizons システムの Web ページが更新されました。小惑星や彗星など太陽系の小天体の SPK ファイルはこちら https://ssd.jpl.nasa.gov/horizons/app.html から入手できます。リンク先のページで SPK ファイルの生成を依頼してください。項目「Ephemeris Type」に「Small-Body SPK File」を選択する必要があります。
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